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On 2011/04/14 2:13, IWAI, Masaharu wrote:
目指すところとしては
  - LibreOfficeだけで決める
  - LibreOffice、OpenOffice.orgで決める
  - 取り巻くソフトウェアを考慮して決める
というように様々なレベルがあるとは思います。そこを先に検討した方がいいんじゃないでしょうか。

「取り巻くソフトウェアを考慮して決める」ってのはたとえば
「(Microsoft Windows環境を想定して)マイクロソフトにあわせる」とか
「FLOSS関連の翻訳プロジェクトと協調する」とかがあります。

たぶん、範囲を広くすればするほど利用者は嬉しいだろうけども、
合意の形成には労力がかかるだろうとは思います。

もう一つ、考慮しておくと良いのではという点があります。

既存の訳をどうするのか。
 既存の訳も見直したガイドに沿って書き直すのか。
  では、どの時期に行うのか。

以前、翻訳を仕事としている人から教えてもらいました。
その人は、マイクロソフト社からソフトやドキュメント、Webページなどの翻訳を請け負っていた会社で翻訳者として働いていた人です。

 「ソフトの翻訳は、最初に世に出したときの訳が、永遠に続くよ。
  だから、最初の翻訳は、慎重にね。」

というようなことでした。 (これについては、今更ですね。)
その理由は、、、


「できるシリーズ」などの様々な書籍が出版されたり、テキストやWebなど、
様々なところに説明やスナップショットが掲載されたりするからだそうです。

後になってから訳を変えると、まあ、そのぅ、二つの道があるようなのですが、

 (1) その本、テキスト、Webサイトなどに書いてあることが、偽物になってしまう。
   エンドユーザーは、目の前で操作している画面と、本やWebページ内の
   スナップショットや説明文が、一字一句完全に一致していないと、
   とても不安になるようでして。
   結局、その本などは、ダメ扱いになってしまうのだと。。。
   だから、逆に、おいそれとは、既存の訳を変えるわけにはいかないのだと。

というわけで、3.3 から 3.4 程度のマイナーっぽいバージョンアップで
既存の訳を変えてしまうと、今まで世に出ていた多くの出版物や資料が、
エンドユーザーから見て、嘘が書いてある。みたいな扱いを受けてしまうの
かもしれません。

 (2) ソフトのバージョンを 2000, 2003, 2007 などに変えることによって、
   新しい本が書ける。買ってもらえる。ビジネス・チャンス!

4.0 を出すときには、大々的に翻訳を見直して、そんでもって、出版業界も潤う。
コンサルタント業も喜ぶ?(いや、テキストを書き直さなきゃいけないだろうから、迷惑?)
、、、

ってなことも、考慮に入れてもおいて、良いのかなぁと思う今日この頃です。

Tora

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