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松澤です。

「外来語の表記」[1]における第2表の使用状況を試しに調べてみました。具体的な調査結果は[2]を参照してください。
「第2表に示す仮名は,外来語や外国の地名・人名を原音や原つづりになるべく近く書き表そうとする場合に用いる仮名とする」という定義で、
主に原音などを尊重する場合に用いられ、それ以外の一般的な表記ではあえて使う必要はなく、第1表に準じることが推奨されています。

* 「クォート」、「クォーテーション」
これは第1表の「クオート」や「クオーテーション」で表記可能なので、修正してもよいのかなと思っていますが、いかがでしょうか?
ちなみに「クオート」系は一切使用されていないようで、LibOとしては「クォート」系で今のところ統一されているようです。
個人的には第1表の「クオート」系の方が好みですが、対象箇所が多く、「クォート」系で統一されていることをもあり、
そのままで良いという意見もあるかと思います。

ちなみに「クォテーション」という亜種もけっこう見つかりました。これは修正した方が良いとおもっています。


* 言語名
クォート以外で目立つのは言語名などですが、これは原音を尊重する意図もありますし、そのままで良いと覆います。


* その他
「クェスチョンマーク」というのがありました。これは、たぶん変 (少なくと私はなんて発音していいのかわからない)。
「twip (トゥイップ)」というのがありましたが、これは「トゥイップ」で慣用的に定着しているようなのでそのままで良さそうです。


調査結果の詳細は[2]に配置しています。
書式は、"=== POファイル名 ==="の下にそのPO中に見つかった第2表のカナを含むメッセージを抽出しています。
メッセージが記載されていない場合(大半がそうです)、は第2表のカナがみつからなかったという意味です。
(ちなみに「スィ」など第2表にすら入らないものも調査済みですが、これはすべて修正提案済みです。)


[1] http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/k19910628002/k19910628002.html
[2] 
https://gist.github.com/jmatsuzawa/5942436/raw/643f36ebeb5b74d6a991f5a5795608dfb25faeaf/katakana-second.log



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