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岩橋いさなです。

いまある各提案もこのことを念頭に置いた訳出と承知していますが、私の語感では「一連の範囲」や「ひと続きの範囲」は上の例の 
$C$1:$C$10 の範囲を示すように受け取れました。

なるほど…。
おっしゃるとおりで、私の方は、混乱しつつ、そのような解釈で表現していたように思います。
ですが"series of ranges"の解釈は、西堀さんご説明のものが合理的で、近いのかも知れないと思えます。

一度、今出ている案を列べてみます(便宜的にVLOOKUPのもののみ掲載し、HLOOKUPは略)。

https://translations.documentfoundation.org/translate/libo_ui-master/scmessages/ja/?checksum=b70bc2d30c7f8c7a
原文:"If the value is TRUE or not given, the search column of the array represents a series of 
ranges, and must be sorted in ascending order."
提案A:"値がTRUEもしくは与えられていない場合、配列の検索列は一連の範囲を表しており、その列は昇順に並べ替えられている必要があります。"
提案B:"値がTRUEもしくは与えられていない場合、行列の検索列はひと続きの範囲で、かつ昇順に並べ替えられている必要があります。"
提案C:"この値をTRUEまたは省略した場合、行列の検索列にあるデータは一致と判定する範囲を特定するための値として使用されます。各データ(値)は昇順に並んでいる必要があります。"

西堀さんの指摘を受けると、提案A,Bの第2ブロックは適切ではなさそうです。
一方で提案Cは、いささか過剰でかえってわかりにくく私には感じられます。
対案として次のものを追加提案し、提案Bを取り下げます。

提案D:"値がTRUEまたは与えられていない場合、行列の検索列は判定評価の境界値群として扱われ、その値は昇順に並んでいる必要があります。"

…意訳ですが、どうでしょうか?
わかりにくさは変わらないかw。


ちなみに…。
「"array"を"行列"と訳すのは数学の行列の話するときに混同したりすることにならないか。"系列"はどうか」との意見を別所でいただいてました。
この点について私の提案("行列")は、VLOOKUP/HLOOKUP関数の第2引数の翻訳に合わせています。
揺れはありますが、現行では他の関数でも"行列"に訳されているものがかなりのシェアを占めているように見えます。
変えるならそれらも合わせて整理が必要なように思え、とりあえず周辺状況を踏襲することを提案しています。

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岩橋 伴典
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