小笠原です。
もとプリンタやさんからちょっとだけ補足です。
どうしたもんかは今考え中です。
また、プリンターのプロパティ設定で、印刷の向きの指定ができると思うんですが、
Portrait → 縦
Landscape → 横
えー、印刷においては「縦」「横」は鬼門でして……。
1.画像が縦長か横長か(これが Portrait / Landscape)
普通肖像画が縦長で、風景画が横長に書かれるところから来てます
2.物理的なプリンターにユーザーが向かったときに、ユーザーから見
て紙をセットする向き
(これはプリンターの操作パネルではタテヨコと昔は表記してまし
たが、国際化の流れと、今説明している1〜3の関係で、今はアイ
コン表記になっていることが多いと思います)
3.その紙がプリンターの中を流れて印刷されていく、「搬送方向」に
対しての向き
(搬送=Feed をどうするか、という意味で、Short Edge Feed (SEF)
とか Long Edge Feed (LEF) という用語を使うこともあります)
この三つの概念がごっちゃになるので、あえてタテヨコという表記は
避けていたりするのですが、が、が……。
すみません、お使いの環境は Linux だったりしますか?
もしそうで、「印刷」-「全般」タブの「プロパティ」「印刷の向き」の
ことを仰っているなら、その文字列を出しているのは LibreOffice では
ありません。
Linux の場合、印刷システムにおいて「このプリンターにはこういう設
定があるよ!」ということを指定したファイル (PPD) が、プリンター
ドライバーの一部として供給されます。んで、このファイルは大抵の場
合ローカライズされていない(英語)なんですね。
というのは、未だに市場に存在する Red Hat Enterprise Linux 4 とか
の化石のような環境でも利用することが稀にあるからです。あとは主な
市場が国内向けじゃないとかですね。私が今つかってる HP と Brother
のプリンターはそうですね。
しかし実は、今のモダンな印刷システムとしては、「一個の PPD で、
サポートしていない環境なら英語版として見え、そうでないならそれぞ
れの言語として見える」という PPD の形式をサポートしています。ご
く一部のベンダーさん (EPSON さんとかがそうかなあ) はこの形式で提
供しているのですが、これを利用するにはアプリ側の対応が必要でして、
4.0 は確認してないんですが、3.6 までは LibreOffice はこの形式に
対応していなかったような……。
と、ダラダラ書いてしまいましたが、佐々木さんが Linux ユーザーで
なかったらムダ知識ですね。でも、他にも Linux ユーザーさんはいる
でしょうから、一応残しておきます。
では。
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