じんばさん、小笠原さん
いつも訳を確認していただきありがとうございます。
On Thu, 3 Apr 2014 19:34:42 +0900, Naruhiko Ogasawara <naruoga@gmail.com> wrote:
「ロックイン」を「制約」に変えてはいかがでしょうか。カタカナ語は少ない方が理解しやすいように思います(私の英語力が無いからというのもありましょうが)。
私は「ロックイン」を支持します。
おっしゃるとおりカタカナ語が過剰に多い文章がしばしば理解を
損なうのは事実ですが、「ベンダーが自分たちの顧客を囲い込む
ために技術的な移行障壁を用意する」という意味の「ロックイン」
は、なかなか他の語に代えがたい意味があると考えるからです。
ロックインということばは普及しているのは確かですが、概要にあたる
最初の段落にあらわれるものは「制約」という訳にしておきました。
移るための仕組みを提供しようという希望から生まれました。コンテンツに対する
実際のコントロールを、コンピューター企業から実際の製作者に取り戻すために。
effective controlといのが難しいですね……ちょい原文からは離れる気がしますが、「コンテンツ(the
content)への(over)本質的(effective)な管理(control
over)権(?)を、コンピューター企業から実際の製作者に取り戻すために。」というのはいかがでしょうか?
effective controlは「実効支配」ではダメですかね?
迷いましたが、あまり堅くならないよう「有効なコントロール」としておきました。
あと、もしかしたら、Liberationは「解放」、プロプライエタリは「独自の/独自な」等と、カッコ書きででも、付しといた方が、一般人へのアナウンスと考えれば良いかもしれないと思います(前者はlibre(ロマンス諸語の自由)と-tion(英語の接尾語)の混成語であり普通の英和辞書には載っていない、後者も普通の国語辞典には載っていない)。だが、ITに詳しい人にとったら、目障りな註釈と思うかもしれず、どうなのかは私には分かりません……。
Liberationについては(カッコつきで訳を補うことに)賛成、
プロプライエタリは微妙ですね。
オープンソースの文脈ではプロプライエタリという言葉は
市民権を得ているように思うのです
Liberation については最初に訳注で解放という意味であることを記しました。
プロプライエタリも普及していると思いますが、とりあえず最初にあらわれる
ところで「独自の」とカッコつきで補いました。
おかげさまで、より多くの人にとって分かりやすいお知らせになったかと
期待しています。
-- Takeshi Abe
--
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