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2024年11月14日 ベルリン ―自由なオフィススイートのボランティアサポート版「LibreOffice 24.8」
ファミリーの3番目のマイナーリリースであるLibreOffice 24.8.3が、Windows(Intel、AMD、ARMプロ
セッサ)、macOS(AppleおよびIntelプロセッサ)、Linux向けにリリースされました。次のリンクから
ダウンロード可能です。
https://ja.libreoffice.org/download

このリリースには、LibreOffice 24.8.2 [1] に対して80以上のバグとリグレッション修正が含まれており、
ソフトウェアの安定性と堅牢性が向上し、従来のドキュメント形式や独自のドキュメント形式との相互運用性
が改善されています。さらに、新たにVisioテンプレート形式(VSTX)のサポートが追加されました。

LibreOfficeは、ユーザーのプライバシーを尊重する唯一のオフィススイートであり、ユーザーが作成した
コンテンツを共有するかどうか、また誰と共有するかを決めることができるようにします。さらに、文書
からユーザーに関連する情報を削除することもできます。そのため、LibreOfficeはプライバシーを重視する
ユーザーにとって最適な選択肢であり、市場の主要製品に匹敵する機能セットを提供しています。

また、LibreOfficeは、伝統的なインターフェースから現代的なものまで、さまざまなユーザー習慣に対応
した幅広いインターフェースオプションを提供しています。デスクトップの利用可能なスペースを最大限に
活用し、さまざまな画面サイズで1~2クリックで最大限の機能にアクセスできるように設計されています。

他の製品に対するLibreOfficeの最大の利点は、LibreOffice Technologyエンジンです。これは、エコシステム
企業の製品を含め、LibreOfficeのデスクトップ、モバイル、クラウドのバージョンが基盤としている単一の
ソフトウェアプラットフォームです。

これにより、LibreOfficeは2つのISO標準:Open Document形式(ODT、ODS、ODP)および、独自のMicrosoft
OOXML形式(DOCX、XLSX、PPTX)に基づいて、同一かつ完全に相互運用可能なドキュメントを作成できます。
ただし、後者は多くの人工的な複雑性が隠されており、真のオープンスタンダードを利用していると考えて
いるユーザーに問題を引き起こす可能性があります。

サポートを必要とするエンドユーザーは、LibreOffice 24.8の入門ガイド、Writerガイド、およびImpress
ガイドを次のリンクからダウンロードできます。
https://books.libreoffice.org/

日本語版ガイドブック
https://documentation.libreoffice.org/ja/documentation-in-japanese/

また、メーリングリストやAsk LibreOfficeウェブサイトを通じて、ボランティアによる基本レベルの技術
サポートを受けることも可能です。
https://ask.libreoffice.org/

企業向けLibreOffice

TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステムパートナーが提供する特別な付加価値を
多数含んだ、LibreOffice Enterpriseファミリー(デスクトップ、モバイル、クラウド向け)のアプリケー
ションを強く推奨します。これらには、多くの特典が含まれ、他にもサービスレベル契約(SLA)、3年
または5年のバックポートなどのメリットがあります。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business

エコシステム企業が顧客のために開発したすべてのプログラムはマスターコードリポジトリでコミュニティ
と共有され、LibreOffice Technologyプラットフォームを改善します。LibreOffice Technologyをベースに
した製品は、Windows、macOS、Linux、Chrome OSの主要デスクトップOSをはじめ、AndroidやiOSのモバイル
プラットフォーム、クラウドにも提供されています。

The Document Founrationの移行プロトコルは、企業が独自のオフィススイートからLibreOfficeに移行する
ことを支援します。これは、LibreOfficeの企業向けに最適化されたバージョンであるLTS(長期サポート) を
導入し、認定プロフェッショナルによるコンサルティングとトレーニングを前提としています。
https://ja.libreoffice.org/get-help/professional-support

LibreOfficeには、成熟したプログラムコード、豊富な機能、オープンスタンダードに対する強力なサポート、
優れた相互運用性、そして長期サポート(LTS)オプションがあります。データのコントロールを取り戻し、
ベンダーロックインから開放されたい企業にとってLibreOfficeは理想的なソリューションです。

LibreOffice 24.8.3の利用について

LibreOffice 24.8.3は次のリンクから入手可能です。
https://ja.libreoffice.org/download/download/

商用OSの最小要件は、Microsoft Windows 7 SP1(Microsoftによるサポートは終了)および
Apple macOS 10.15です。

AndroidおよびiOS向けの製品については、次のリンクをご覧ください:
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-for-android-and-ios/

LibreOfficeユーザー、自由ソフトウエアを支持する方、コミュニティメンバーは、寄付を通じて
The Document Foundationを金銭面からサポートできます。
https://ja.libreoffice.org/donate

また、LibreOfficeを導入している企業も寄付を行うことが可能ですが、最適なソリューションは、
セキュリティに関するLTSやサービスレベル契約(SLA)を通じて投資を保護できる企業向けバージョンを
探すことです。詳細は次のリンクをご覧ください。
https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/

[1] RC1での修正: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/24.8.3/RC1
    RC2での修正: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/24.8.3/RC2


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List archive: https://listarchives.libreoffice.org/ja/announce/

Context


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