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はじめまして。
王と申します。

最近LibreOfficeでU+20000番台の怪しい漢字を大量に入力しているのですが、
これらの字を含むファイルを表示する際不自然な挙動が見受けられます。
同じような現象でバグや改善策が報告されていないかと思いお尋ねする次第です。
あるいはLibreofficeでのBMP外文字の入力はまだ実装途上ということであればそれでも構いません。

環境はWin7 Home Premium SP1 64bit 日本語
(ノートのWin8.1でもほぼ同じ現象が起きました)
Libreofficeのバージョンは4.2.4.2(4.0に上がる頃から使っていますが同じ状態です)

(1)書式設定が絡むとBMP外の字が表示されない・書式が適用できない
簡単な例では、LibOを立ち上げて文書ドキュメントを新規作成し、
標準スタイルのフォントをSimsun-extbに変更→「𠮟𠚏𣎵」(U+20B9F,U+2068F,U+233B5)の3文字を貼り付け
この時、
○後ろ2文字を選択してフォントをMingliu-extbに変更すると、行間は変わるが文字はSimsun-extbのまま
○先頭の文字を同様に変更すると関係のない日本語のフォント(メイリオなど)にフォールバックする
○先頭2文字を同様に変更すると日本語にフォールバックするので、後ろの文字が化ける
恐らく日本語環境であることが関与しているのかもしれないですが、LibOで何か設定をして改善できるのかどうかわかりません。
フォントの問題なのかもしれませんが、手元に日本語フォントかextbフォントしかないのでその検証はできていません。
ちなみにこのファイルをODTとして保存して再度開くと普通に書式の変更が効きます。

(2)ファイルの開き方や同時に開いているファイルによって表示が異なる
ODSに保存するよりもXLSやXLSXとして保存したファイルの方が、互換性の問題なのか文字がおかしくなる傾向がありますが、そのようなファイルを開いた状態で別に開いたファイルでも、日本語フォント以外のフォントを選択しても表示できなくなる現象が発生します。
例えば、日本語フォントしか使用していないXLSを開いた状態で(1)と同じことをしようとしても、最初から日本語フォントしか表示されず、「𠚏𣎵」の2文字は正しく出ません。
また、詳しく調べきれていませんが、BMP外の文字を含んだファイルをクリックして(関連づけによって)開くか、LibOを立ち上げてファイルを開くかによってフォールバックしたり豆腐になったりといろいろ挙動が異なるようでした。

(3)フォールバックの順序について
現状BMP内の漢字についてもし指定したフォントに文字がない場合、その文字を含むフォントに置換されます。
しかしBMP外の漢字までは自動でフォールバックせず、ただの豆腐になってしまいます。
逆に全部extbフォント(BMP内の漢字は含まれていない)を指定した文書では、BMP内の漢字はデフォルトの日本語フォントにフォールバックします。
そのためBMP外の漢字を正しく表示させるためには範囲全体をextbフォントに指定しなければならず、実用的に不便(少なくとも見栄えが悪い)なのではないかと思います。

読みにくい長文で大変申し訳ありません。
単なる設定の見落としか何かかもしれませんが、ご意見など頂けると助かります。

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