Date: prev next · Thread: first prev next last
2012 Archives by date, by thread · List index


いくやさん、皆さん、こんにちは。
こちらのMLでは初投稿になります。中村と申します。

2012年4月18日22:42 AWASHIRO Ikuya <ikuya@fruitsbasket.info>:
どもども、いくやです。

Draw/Impressの[表示]-[スナップライン]ですが、これを3.4以前の[補助線]
に戻したいと思います。
これがどういう機能なのかサッパリわからなかったのですが、[挿入]-[スナッ
プポイントとスナップラインの挿入]で挿入したスナップポイントとスナップ
ラインを表示したりしなかったりする機能のようです。
なのである意味訳は統一されているのですが。
後者は[補助点と補助線の挿入]がいいんじゃないかと思います。
#ただ、これDrawにはあるんですけどImpressにはないのですよね……。
あわせてヘルプも変更してしまいたいのですが、いやいやスナップラインの
ほうがいいとか、スナップ線のほうがいいとか、そういうご意見があればお
知らせいただきたいです。
#原文を忠実に訳すなら[スナップ線]のほうがいいんですよね

本件ですが、私は「スナップ線(点)」も一考の余地があるかなと思いました。
このスナップラインやスナップポイントというのは、線や点に近付けたオブジェクトを吸着させて
オブジェクトの整列などを助けるものですが、こういった意味での「スナップ」という用語は
ドローツールでは一般的に使われているようです。

たとえばAdobe Illustaratorのメニューでは「グリッドにスナップ」「ポイントにスナップ」というオプションがあり、
オープンソースのドローソフトInkscapeでは画面右側のツールバーに「グリッドにスナップ」
「ノードにスナップ」などのスナップ関係の機能が並んでいます。

ですので、UIの表記に「スナップ〜」を残すのは、ドローツールを使っている人にとって機能が想像しやすい
というメリットがありそうです。とくに原文がそうであるなら、その意を汲んで直訳がよいのかなと。

ただ、その場合でもlineやpointをカタカナ表記にする意味はとくにないですね。
Googleで検索した限りでは、スナップラインやスナップポイントという表記が広く固有名詞的に
定着した表現というわけでもないようですので、普通に日本語で線や点でよいと思います。
つまり「スナップ線」「スナップ点」で。

と、ここまで考えてはみたものの、やはりドローツール系の専門用語ではありますので、
おしえさんも仰るように(一般的には)スナップ〜は分かりにくい、補助〜の方が直感的というのも
その通りだと思います。

単体のドローツールではなく、オフィス統合環境のドロー機能であることを考えると、
ドローツールユーザーではなく広く一般ユーザーのわかりやすさを重視すべきなのかもしれません。
個人的には、Windows 7にエアロスナップなんて機能(ウィンドウをデスクトップの端にピッタリくっつけることで
サイズ変更などを行う)もありますので、一般ユーザーにもそこそこ通じる用語かなとも思いますが、
その辺はLibreOfficeの翻訳全体の方針というかバランスの取り方(わかりやすさ、正確さ、原文重視度など)
にもよると思いますので、皆さんで検討いただければと思います。

-- 
中村 友次郎(Yujiro Nakamura)
yujiro@impress.co.jp

-- 
Unsubscribe instructions: E-mail to discuss+help@ja.libreoffice.org
Posting guidelines + more: http://wiki.documentfoundation.org/Netiquette
List archive: http://listarchives.libreoffice.org/ja/discuss/
All messages sent to this list will be publicly archived and cannot be deleted

Context


Privacy Policy | Impressum (Legal Info) | Copyright information: Unless otherwise specified, all text and images on this website are licensed under the Creative Commons Attribution-Share Alike 3.0 License. This does not include the source code of LibreOffice, which is licensed under the Mozilla Public License (MPLv2). "LibreOffice" and "The Document Foundation" are registered trademarks of their corresponding registered owners or are in actual use as trademarks in one or more countries. Their respective logos and icons are also subject to international copyright laws. Use thereof is explained in our trademark policy.