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soltiox さん

たくさんの対案ありがとうございます。

On Sat, 24 Dec 2011 11:11:21 +0900, soltiox <soltiox@gmail.com> wrote:
(原訳)年末が大きな歩みで近づいてきており
(対案)年の瀬は足早にせまり
(メモ)瑣末な指摘。翻訳調に過ぎませんかね?
そのように変更しました。


(原訳)それほどのコミュニティの動きや、
これだけたくさんの人々で同じ目標を目指すということを
目の当たりにすることはめったにありません
(対案)同じ目標を目指す数多くの人々による、
これほど活発なコミュニティは、めったにありません
(メモ)「それほど」という語は、繰り返しを避けるために
意図的に用いられているのかもしれません。
ですが、語感として対象(この場合 TDF というコミュニティ)
との距離感をかもし出してしまう、と思うのです。
あと、文章をまとめてみました。
こちらも対案を使わせていただきました。


(原訳)これらの開発者のうち230名は
全く新しく、これまでコードを貢献したことがない方々でした
(対案)開発者のうち 230 名は、これまでプログラムによる
貢献をしていなかった人々でした
(メモ)「コードを貢献」の意味は、確かに分かるのですが、
普通の人々にとってはどうでしょうか。
コードは、必ずしもプログラムではないのですけど。
「プログラムによる貢献」よりも「コードを貢献」という方が直接的で伝わりやすい
と考え、そのままにしました。


(原訳)彼らをオープンで、透明性のある、
実力主義的で包括的なコミュニティによって惹きつけられた
(対案)それらの人々を、オープンで分かりやすく、
しがらみのないコミュニティに惹きつけた
(メモ)確かに、transparent は「透明性」だし、
meritocratic も「実力主義」なのですが。
もう少し、柔らかな言葉を充てたかったのです。
(TDF の中の人たちが、下克上してるみたいだし)
meritocratic は、能力のある貢献者の意見が重く扱われる、
という意味もあるでしょうが、
メリットのある新機能や改善を積極的に取り入れていく
という意味もあるのではないでしょうか。
また、inclusive が何を「含む」のか、と言えば、
ooo の時代には、oracle や sun が握っていた意思決定権を、
コミュニティ自体が持っている、と私は解釈しました。
それで "meritocratic and inclusive" は、ひっくるめて
「しがらみのない」としてもいいかな? と。
おっしゃるとおりだと思いますが、ここでは直訳に近い原訳のままとしました。
どのようにしてしがらみのない形で活動できるようにするかというテーマに
対する TDF の答えが、「透明性」や「実力主義」だと解釈しており、これらは
キーワードとして意味があると考えたためです。


(原訳)企業スポンサーに支えられ、
また強力でうまくバランスのとれた Advisory Board
によってサポートされて、
(対案)強力でバランスのとれたスポンサーやアドバイザーのサポートによって
(メモ)"Sponsored" や "supported" してるのは "Advisory Board" だ
という風に見えるのですが。訳しにくいですね。
訳せないのなら、ぶっちゃけてしまえ、というやけっぱちです。
Advisory Board という正式名を使っているため、その他のスポンサーと区別して
いるものと考えております。


(原訳)一人一人の貢献者の方のおかげです
(対案)一人一人の貢献者のおかげです
(メモ)「貢献者の方」という表現は、
特定の一個人を指しているように見えると思うのです。
対案のとおりにさせていただきました。


(原訳)私たちのオンラインおよびオフラインでの生活を
今ある形にしているのは人間であり、生活を満たしているのは人間です
(対案)オンライン、オフラインを問わず人々のつながりを創りあげ、
そこに生命を満たしているのは、私たち人間です。
(メモ)原文の韻を踏んだニュアンスが台無しですけど。
"online and offline lifes" の "lifes" は、
前段の "communication" を受けているのではないかと思うのです。
で、"fill them with life" は「命あるものにしている」みたいな感じかと。
正直この文は抽象的で訳し難いものでした。
対案をそのまま利用させていただきました。


(原訳)大きなファミリーのようなものです
(対案)大家族のようなものです
(メモ)瑣末な指摘。できれば、日本語を充てたいと思いました。
同時に出てくる「友人」という表現に合うように、あえて「ファミリー」としま
した。このあたりの一連の文章で friends がまとまって family のもとに集って
いるという構成になっていたため、「家族」とすると若干齟齬があるように
思ったためです。


(原訳)さらに1つのファミリーの、友人たちとの会合でした
(対案)さらに一つの大家族のような、親しい人々の交流の場でもありました
(メモ)瑣末な指摘。「ファミリー」が「会合」すると、マフィアみたいですし。
直前と同じ理由で原訳のままとしました。


(原訳)今日これまでに私たちが見てきたことは単なる始まり、
興奮に満ちたことの始まりであり、素晴しいことの始まりです。
(対案)今日これまでのできごとは、
興奮に満ちた素晴しいことの始まりに過ぎません。
(メモ)"beginning" を逐一訳すと、ちょっとくどいかな、と思いました。
対案のとおりにいたしました。


(原訳)刺激的なブラウザベースのバージョンを開発している
(対案)ブラウザベースのバージョンを開発している
(メモ)瑣末な指摘。18 禁のグラフィックが見えそうな気がしたので。
「刺激的」をやめて「わくわくするような」という表現にしました。


(原訳)今日あるような形に LibreOffice を作り上げたのはあなた方です。
というのも LibreOffice はコミュニティのために作られ、
コミュニティによって作られているからです。
(対案)LibreOffice は、コミュニティのために、コミュニティによって創り上げられます。
LibreOffice が今ある形を得たのは、まさにあなた方自身の成果なのです。
(メモ)ちょっと美文調、意訳が過ぎるかもしれません。
対案を利用させていただきました。

-- Takeshi Abe

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