LibreOffice 24.8ファミリーは、共有する情報を完全にコントロールしたいプライバシーを 重視するオフィススイートユーザー向けに最適化されています 2024年9月12日 ベルリン ― 自由なオフィススイートのボランティアサポート版「LibreOffice 24.8」 の最初のマイナーリリースであるLibreOffice 24.8.1がリリースされ、Windows版 (Intel、AMDおよびARMプロセッサ)、macOS版(AppleおよびIntelプロセッサ)、 Linux版がダウンロード可能になりました。 https://ja.libreoffice.org/download 最新の機能を必要とせず、より多くのテストが行なわれたバージョンが必要な方のために、 TDFではLibreOffice 24.2ファミリーを保守しています。これには、数カ月間に後方移植 された修正が含まれています。現在のバージョンは、LibreOffice 24.2.6です。 LibreOfficeは、ユーザーのプライバシーを尊重する唯一のオフィススイートです。 ユーザーは作成したコンテンツを誰と共有するか決めることができ、個人情報や機密情報 を含む文書を作成するのに適しています。そのため、LibreOfficeはプライバシーを重視 するオフィススイートユーザーにとって最適な選択肢であり、また市場の主要製品に匹敵 する機能セットを提供しています。 さらに、LibreOfficeは、伝統的なものから現代的なものまで、さまざまなユーザーの習慣 に合った幅広いインターフェース・オプションを提供し、デスクトップ上の利用可能な スペースを最適化することで、さまざまなスクリーン・フォーム・ファクターを最大限に 活用し、1~2クリックで最大限の機能を利用できるようにしています。 LibreOfficeの他のオフィススイートに対する最大の利点は、デスクトップ、クラウド、 モバイルのすべての環境に対応する「単一の」ソフトウェアプラットフォームである LibreOffice Technologyエンジンです。これにより、LibreOfficeはより優れた ユーザー体験を提供し、2つの利用可能なISO標準であるOpen Document形式 (ODT、ODS、 ODP) と、独自なMicrosoft OOXML (DOCX、XLSX、PPTX) に基づいて、同一かつ完全に 相互運用可能なドキュメントを作成できます。後者は、人為的な複雑さが隠されており、 真のオープンスタンダードを使用していると確信しているユーザーにとって問題を引き 起こす可能性があります。 サポートが必要なエンドユーザーはLibreOffice 24.8入門ガイドがすぐに利用できるよう になります。このガイドは次のリンクからダウンロードできます。 https://books.libreoffice.org/en/ 日本語版は古いバージョン向けですが、次のリンクからダウンロードできます。 https://documentation.libreoffice.org/ja/documentation-in-japanese/ さらに、ユーザーメーリングリストや質問掲示板のAsk LibreOfficeに質問を投稿して、 他のボランティアユーザーからサポートを受けることもできます。 https://ask.libreoffice.org/c/japanese/16 主な新機能を紹介する短いビデオが YouTube と PeerTubeでご覧でご覧いただけます。 YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=dx--aRv6af8 PeerTube: https://peertube.opencloud.lu/w/ibmZUeRgnx9bPXQeYUyXTV 企業向けLibreOffice TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステムパートナーが提供する 特別な付加価値を多数含んだ、LibreOffice Enterpriseファミリー(デスクトップ、 モバイル、クラウド向け)の導入を強く推奨します。これらには、多くの特典が含まれ、 他にもサービスレベル契約(SLA)などのメリットがあります。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/ エコシステム企業が顧客のために開発したすべてのプログラムはマスターコードリポジトリ でコミュニティと共有され、LibreOffice Technologyプラットフォームを改善します。 LibreOffice Technologyをベースにした製品は、Windows、macOS、Linux、Chrome OSの 主要デスクトップOSをはじめ、AndroidやiOSのモバイルプラットフォーム、クラウドにも 提供されています。 The Document Founrationは、企業が独占的なオフィスソフトからLibreOfficeへ移行 することをサポートするための移行プロトコルを開発しました。このプロトコルは、 LibreOfficeの企業向けに最適化されたバージョンのLTS(長期サポート)版導入に加えて、 認定専門家により提供される移行コンサルティングとトレーニンを前提としています。 参考ページ: https://ja.libreoffice.org/get-help/professional-support/ LibreOfficeには、成熟したプログラムコード、豊富な機能、オープンスタンダードに対 する強力なサポート、優れた相互運用性、そして認定パートナーによる長期サポート(LTS) オプションがあります。データのコントロールを取り戻し、ベンダーロックインから開放 されたい企業にとってLibreOfficeは理想的なソリューションです。 LibreOffice24.8.1の利用について LibreOffice 24.8.1 Communityは以下から利用可能です。 https://ja.libreoffice.org/download/ 商用OSの最小要件は、Microsoft Windows 7 SP1(Microsoftによるサポートは終了)と Apple macOS 10.15です。 LibreOffice TechnologyをベースとしたAndroidとiOS向けの製品についてはこちらをご覧ください。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-for-android-and-ios/ LibreOfficeユーザー、自由ソフトウエアを支持する方、コミュニティメンバーは、 寄付を通じてThe Document Foundationを金銭面からサポートできます。 https://ja.libreoffice.org/donate ブログ記事: https://ja.blog.documentfoundation.org/2024/09/18/libreoffice-24-8-1/ -- Unsubscribe instructions: E-mail to announce+unsubscribe@ja.libreoffice.org List archive: https://listarchives.libreoffice.org/ja/announce/