2023年5月11日 ベルリン ― The Document Foundationは、LibreOffice 7.4ファミリーの 7番目で最後となるマイナーリリース「LibreOffice 7.4.7 Community」のリリースを発表します。 Windows版(IntelおよびArmプロセッサ)、macOS版(AppleおよびIntelプロセッサ)、 Linux版の新しいリリースがダウンロード可能になりました。 https://ja.libreoffice.org/download/ LibreOfficeは、オフィスソフトの世界で最高レベルの互換性を提供しています。セキュリティや 堅牢性の面で独自ファイル形式よりも優れたオープンドキュメント形式(ODF)の標準でのサポートから 始まり、MS Officeファイルの優れたサポート、多数の古いドキュメント形式を利用するための フィルターにより、ファイルの所有権とコントロールをユーザーに取り戻します。 LibreOffice Technologyプラットフォーム LibreOffice Technologyをベースにした製品は、主要デスクトップOS(Windows、macOS、Linux、Chrome OS)、 モバイルプラットフォーム(AndroidやiOS)、クラウドで利用できます。 すべてのLibreOfficeベースの製品でその処理エンジンが共有され、高いレベルの一貫性と 相互運用性を備えた強固なソリューションを提供します。 TDFは、企業・団体へのLibreOffice導入について、エコシステムパートナーが提供する特別な 付加価値を多数含んだ、LibreOffice Enterpriseファミリー(デスクトップ、モバイル、 クラウド向け)の導入を強く推奨します。これらには、多くの特典が含まれ、他にもサービス レベル契約(SLA)などのメリットがあります。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-in-business/ エコシステム企業が顧客のために開発したすべてのコードはコミュニティと共有され、LibreOffice Technology プラットフォームを改善しています。 LibreOffice 7.4.7 Communityの利用について LibreOffice 7.4.7 Communityは以下から利用可能です。 https://ja.libreoffice.org/download/ 商用OSの最小要件は、Microsoft Windows 7 SP1と Apple macOS 10.12です。LibreOffice TechnologyをベースとしたAndroidとiOS向けの 製品についてはこちらをご覧ください。 https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice-for-android-and-ios/ The Document Foundationは、ユーザー向けの技術サポートは提供していませんが、 メーリングリストや質問掲示板のAsk LibreOfficeに質問を投稿して、他のユーザーからの サポートを受けられます。 https://ask.libreoffice.org/c/japanese/16 LibreOfficeユーザー、自由ソフトウエアを支持する方、コミュニティメンバーは、寄付を通じて The Document Foundationを金銭面からサポートできます。 https://ja.libreoffice.org/donate [1] LibreOffice 7.4.xユーザーは、できるだけ早くLibreOffice 7.5.xに移行する必要 があります。この古いファミリーは2023年6月12日以降、更新や保守が行われないためです。 [2] 変更履歴ページ: https://wiki.documentfoundation.org/Releases/7.4.7/RC1 https://wiki.documentfoundation.org/Releases/7.4.7/RC2 Blog記事: https://ja.blog.documentfoundation.org/2023/05/17/libreoffice-7-4-7/ -- Unsubscribe instructions: E-mail to announce+unsubscribe@ja.libreoffice.org List archive: https://listarchives.libreoffice.org/ja/announce/